男鹿半島を吹く風は……  野辺の花・2 

 Photo by Tetsueko

  

…………………………………………………………………………………………………

May

  ヒトリシズカはやっぱり「一人静」と書きたい。由来は義経の愛した静御前のこと。 
花穂が二本の二人静だけではなく、三人静も五人静もいる?のですよ
 

カキドオシ(垣通し)……漢字を当てると一目瞭然。垣根を通り越して
その向こうまで蔓が延びていくことから
   

ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)は特に成長の遅い花。芽生えてから葉が一枚、次の一枚、
更に一枚と増えていき、花が開くまでには なんと15年もかかります
   

ラショウモンカズラ(羅生門葛)の由来は羅生門で斬り落とした鬼女の腕に
花の形が似ているから……こんなに美しいのに
   

キジムシロ(雉筵)
中心から葉や花が四方に張り出して 座ぶとんの形に……
(座ってはいけませんよ)
   

白いはなびらの、芯が赤紫色のツボスミレは、地上茎から葉や花が出ています
(いわゆるスミレは根から直接 花や葉の柄が出るのですが)
   

コウライテンナンショウ(サトイモ科)
   

トウバナ(塔花)

…………………………………………………………………………………………………

Index ・  目次

Copyright (C) Tomoko Office All rights Reserved.