男鹿半島を吹く風は…… 野辺の花・4 

 Photo by Tetsueko 

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May

男鹿牧場では……↑↓
   

チゴユリ:お稚児さんのように可愛らしい花がややうつむきかげんに。
  

「八望台にミヤマアズマギクが咲いていました。
丈が長く、色も濃いピンクでした↑↓」 Tetsueko

   

ミヤマアズマギク:アズマギクより紅色が強く、
種子の毛は灰色(アズマギクは明るい紫)
   

 ツクバネソウ(衝羽根草)
花が終わると丸い実をつけます→実は熟すと濃い紫いろに。ガクはそのまま残って
いますので、その様子がお正月の羽根つきの追い羽根に似ていることから。5〜8月

  

 エゾツルキンバイ(蝦夷蔓金杯)黄色の花が美しいことから金杯の
ネーミング。寒地性なので男鹿より南では少ない

  

July

 ホタルブクロ(火垂る袋・キキョウ科)
花の形が行灯(あんどん)に似ていることから。提灯花(チョウチンバナ)とも。
また、子供たちがこの花のなかにホタルを入れて遊んだという説もあります
   

オカトラノオ(丘虎の尾・サクラソウ科)
 群生しているとき、大きな花の穂はみんな同じ方向に垂れているので、
美しい尾っぽの虎たちが行進している……
   

 エゾカンゾウ(蝦夷萱草・ユリ科ワスレグサ属)
内側にたくさんある花弁は雄蘂(おしべ)が弁化して八重咲きに
なったもの。一日だけの花

  

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